読書165月2011『春は鉄までが匂った』『春は鉄までが匂った』は、旋盤工でありながら作家活動もしていた小関智弘氏の著書です。もう二十年以上も前のことですが、じかに小関さんのお話を聞いたことがあります。小柄な小関さんは、そのときどうやら虫の居所が悪かったようで随分とぶっきらぼうでしたが、そのぶっきらぼうさが如何にも職人という雰囲気を醸してい… 続きを読む