春の兆しか
2012年2月19日
2021年12月15日
戸外に出るとまだまだ寒いですが、それでも日は随分と長くなり、日向でじっとしていると暖かく感じられるようになりました。真冬の身体の芯まで冷やしてしまうような冷たい空気とは少し違った空気が漂っているように感じられてきます。
厚い上着が必要なくなるまで、もう少しの辛抱でしょう。春は日本の一番美しい季節ではないでしょうか。昔、台湾から日本にやってきた人が言いました、日本の春は緑が淡いと。どうやら台湾は冷たい冬が無いため、一斉に芽吹く木の葉の淡い緑が無いそうです。
春こそ、日本がもっとも日本らしい季節なのかも知れません。今年の冬は随分と寒かったのですから、芽吹きは一層見事なのではないでしょうか。そんな春の訪れの足音が少しだけ聞こえてきたような気がします。