読書66月2014文豪の最初と最後世に文豪と呼ばれる人は数多くいるはずなのですが、残念ながら素養がない私には文豪と言えば夏目漱石と最近かぶれている島崎藤村位しか思い浮びません。手練れてくれば良いものができるのは世の常で、人は熟練の域に達すればよりよいものできるはず。そこで、夏目漱石の初期の作である『吾輩は猫である』と絶筆となった『明… 続きを読む