読書178月2015『東京バンドワゴン』昭和の香りのする小説です。連作短編形式で、古本屋を営む大家族が繰り広げるドタバタ劇です。何となく昔のテレビドラマ『寺内貫太郎一家』を髣髴とさせる内容です。 今でこそ核家族化が進んで、3世代以上が一件の家に同居することが珍しくなりました。しかし、私もそうでしたが、昭和の家というのは3世代、時には4世代… 続きを読む