1500投稿記念 最後の楽天カード解約
1500投稿記念に、最後の楽天カードを解約しました。このブログを始めたのは2010年5月4日です。しかし、実際にはそれより前に、トライポッドやアメーバといったサービスを使ってブログを投稿していました。1500という数字は、自前でサーバーを準備し、投稿した記事の数です。途中、更新を怠っていた時期もありますが、このブログは15年目に突入しました。しかし、15年で1500投稿ですから、平均して一年に100本少々の記事を投稿してきたことになります。
最初のころは毎日投稿していた
最初のころは、SEOツールを使っていませんでした。そのため、記事は短く、段落分けもしていませんでした。2年程前からは、SEOツールによるレイティングを意識するようになりました。その結果、随分と読みやすい文章になったと思います。
しかし、最初のころは、そんなツールもありませんでした。そのため、今見ても恥ずかしい文書となっています。
1500投稿を振り返って
そもそもは、日記代わりに投稿をしていました。しかし、ここ数年は日記というよりも備忘録として記事を投稿するようになりました。例えば最近ハマっているヘッドホンアンプの製作記事では、回路図と性能試験の結果を残しています。これにより、過去に作ったヘッドホンアンプの中から、自分好みを探し、振り返ることができます。また、東日本大震災のころの記事を見ると、あのころ何が起きたのかを振り返ることもできます。
1500投稿の中の楽天カード
このブログを始めた頃、丁度楽天カードを使い始めました。そのころは、楽天カードのサービスの良さに心酔していました。一番思い出遣いのは、クレジットカードが不正利用された時の対応です。この時の楽天カードの対応は見事でした。その一方で、当時信頼していた三井住友カードの対応がお粗末だったことを今でも覚えています。
1500投稿で振り返る楽天の危うさ
当時、楽天カードは、不正利用に対する素晴らしい対応を見せてくれました。しかし、今振り返ってみると、この不正利用は、楽天市場のセキュリティーの甘さが発端でした。当初の楽天市場は、顧客IDはメールアドレスでした。メールアドレスは、電話番号と同じく、公開情報です。したがって、インターネット上のサービスでIDとして使用するには不適当です。
併せて、二段階認証もなく、総当たりアタックも可能な状態でした。当時でも金融機関は二段階認証は当たり前でした。楽天のセキュリティーの甘さは現在でも散見されます。代表的なところでは、楽天koboです。楽天koboは、現在でもメールアドレスをIDとして使用しています。これは、極めて危険なサービスと言って良いでしょう。
楽天嫌いになった
楽天嫌いのきっかけは、楽天Payでした。セキュリティーに関して、厳しい部分は厳しすぎます。現状は不明ですが、当初はお店の位置情報をセキュリティーに使用していました。そのため、GPSが無効になっていると使用できないことがありました。また、SIM二枚刺し(所謂DSDS環境)だとアカウントがロックされることがありました。その一方で、(詳しくは書けませんが)他人の使用履歴を見ることができました。どうも、やりすぎな部分とガバガバな部分が混在していました。この件を報告した時の”楽天”の対応には”落胆”しました。
その後、楽天モバイルユーザーに対する”ぶっちゃけ”発言で楽天からの脱却を決心しました。
1500投稿の節目に楽天からの脱却を終えました
残念なことに、楽天銀行と楽天証券はもう少しだけお付き合いします。しかし、これも時間の問題です。
振り返ると、楽天のサービスで、他で代替できない、唯一無二のサービスはありません。これが最大の弱点でしょう。その一方で、小売りではAmazonやAliexpressを代替するサービスは見当たりません。また、金融に関してはPayPayを代替できるサービスは無いでしょう。特に、PayPayの税金納付機能は、納付予約もでき、他の追随を許さないサービスになっています。
嘗て心酔していた楽天グループのサービスは、既に精彩を欠いています。楽天のサービスは縮小と撤退が始まっています。縮退期に入った楽天が、今後利用者の暮らしを豊かにしてくれることは無いでしょう。そんな楽天にはバイバイです。振り返ることもないでしょう。これが、1500投稿を期に決心したことです。(←備忘録として)