Arduino UNOとUNO R4 MINIMA

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Arduino UNOとUNO R4 minimaを導入しました。最初に導入したのは、Arduino NANOでした。追加で、Arduinoの標準型であるUNOを導入しました。しかし、UNOよりも小型のNANOの方が信号線が二本多く、活用の幅が広いです。その一方で、UNOはジャンパー線を直接挿せる手軽さがあります。そして、UNOはシールドと呼ばれる拡張ボードを装着できます。

シールドも使ってみたかったので、追加でUNOを購入してみました。

Ardino UNO互換機

今回購入したUNOは、Arduino UNO R3 SMDの互換機です。購入価格は送料込みで388円でした。Arduino NANOの互換機とあまり変わらない値段で購入できました。互換機は安いので、お得です。

Arduino UNO R3 smd互換機
Arduino UNO R3 smd互換機

Arduino UNO R4は互換機ではなかった

UNO R3と併せて購入したR4 MINIMAの価格は、送料込みで392円でした。

Arduino UNO R4 MINIMA
Arduino UNO R4 MINIMA

正規品なら、3000円から4000円で販売されていますが、送料込みで392円は安すぎます。そのため、互換品だと思っていました。しかし、Arduino IDEでボード情報を読みだしてみると、ボード名称やシリアルまでしっかり入っています。多くの互換機の場合、ボード名称やシリアル番号を読みだせません。

Arduino R4 MINIMAのボード情報(シリアルは塗りつぶしました)
Arduino R4 MINIMAのボード情報(シリアルは塗りつぶしました)

どういう経緯で、このR4 MINIMAが中国の通販で販売されているのかわかりません。権利関係がまずそうなので、シリアル番号は塗りつぶししておきました。

Arduino R4 MINIMA 部品面
Arduino R4 MINIMA 部品面

部品面には、しっかりとArduino UNO R4 MINIMAとシルク印刷されています。しかし、正規品とは異なり、デバッグ用のSWD端子のピンヘッダが省略されています。

Arduino UNO R4 MINIMA(はんだ面)
Arduino UNO R4 MINIMA(はんだ面)

UNO R4 MINIMAのはんだ面には、”ASSEMBLED IN ITALY”と記載されています。また、ハート形のタッチセンサーも作り込まれています。

ということで、色々と問題はありそうですが、正規品に限りなく近い互換品と判断しました。

温湿度&気圧計を作ってみました

早速ですが、購入したArduino UNO R3 SMDの互換機を使って、温度計+湿度計+気圧計を作ってみました。

UNO 互換機で、気温、湿度、気圧を表示する
気温、湿度、気圧を表示

今回使ったセンサーと表示装置は、ライブラリがありました。したがって、スケッチの作成は短時間で済みました。また、センサーと表示装置はI2C接続ですので、配線も少なく済んでいます。しかし、気を付けなければならない点もあります。それは、動作電圧です。センサーは3.3V動作で、表示装置は5V動作です。データシートを読んだところ、センサーモジュールに5Vを供給しても壊れることはないようです。一方で、表示装置の方は3.3Vでは、表示がのコントラストが極端に低くなります。したがって、表示装置の方は、5V電源が必須のようです。

購入したArduino UNO 2機種
購入したArduino UNO 2機種