電子工作62月2025ClassAAヘッドホンアンプのPCBを作るClassAAヘッドホンアンプのPCBを作ります。先日、古いClassAAヘッドホンアンプの性能測定を行いました。その結果、音の好き嫌いは別として、常用域ではいい感じでした。しかし、作った当時は、ユニバーサル基板を使っていました。専用基板ではありませんので、配線の取り回しは洗練されていません。さらに… 続きを読む
電子工作191月2025LTSpiceの奇数次高調波対策(備忘録)LTSpiceの奇数次高調波に悩まされていました。これは、LTSpiceの特性かと思っていました。しかし、漸く原因が分かりました。 ここに、奇数次高調波の原因と、対策について備忘録として残しておきます。 LTSpiceの奇数次高調波 LTSpiceで、アンプのひずみを見るため、FFTを表示させると奇… 続きを読む
電子工作36月2024失敗です – ヘッドホンアンプ動作不良失敗です。前回組み立てたヘッドホンアンプは失敗でした。しかし、テスト用信号を使用しての、性能試験は良好でした。ところが、実際に音楽ソースにつないで鳴らすと、違和感のある音が出てきました。この違和感の原因を探り、修正を行います。 失敗の原因を探る 違和感の原因は何なのか、先ずはシミュレーターを使って、… 続きを読む
電子工作204月2024抵抗器の回路図記号を変更する:LTSpice抵抗器の回路図記号と言えば、昔はジグザグ線で表していました。しかし、最近は長方形で表しているケースが多いように思います。 抵抗器の記号 これらの記号は、どちらを使っても間違いではないようです。しかし、日本では1997年制定のJIS C 0617で、世界的な規格であるIECに合わせたようです。しかし、… 続きを読む
電子工作204月2024QSPICEを使うQSPICEというシミュレーターソフトを使ってみました。回路シミュレーターといえば、LTSpiceが真っ先に頭に浮かびます。LTSpiceは、豊富なSpice Modelが実装されています。そのため、使いやすさではピカイチです。しかし、抵抗のシンボルが昔風ですし、シミュレーションはお世辞にも早いとは… 続きを読む
電子工作65月2022ヘッドホンアンプ オペアンプだけでは力不足オペアンプを使ったヘッドホンアンプを作ってきましたが、そもそもオペアンプという部品は一部の例外を除いて出力はそれほど大きくありません。これまで作ってきたClassAA回路を使ったヘッドホンアンプも、ノイズは少なく、適正な電源電圧を加えてあげれば音質も満足できます。しかし、オーバーイヤータイプのヘッド… 続きを読む
イヤホン・ヘッドホン122月202247式アンプ(改)の見直しぼちぼちヘッドホンアンプの部品が揃い始めましたので、最終的な回路定数を煮詰める作業を行うことにしました。ClassAAアンプよりも47式アンプ(改)の方がひずみとノイズの面で優位というシミュレーション結果が出ましたので、一旦ClassAAアンプは捨てて47式アンプ(改)を更に改良したいと思います。 … 続きを読む
イヤホン・ヘッドホン22月2022ClassAAヘッドホンアンプを作る。その4、47式アンプとの比較、そして47式アンプ(改)の検討これまで、ClassAA回路の検討を行い、ChuMoyアンプとの比較を行いました。その結果、ClassAAアンプの優位性が確認できたのですが、オペアンプを使用したヘッドホンアンプのもう一つのメジャーな回路、47式との比較もしてみようと思います。 先ずは比較の対象となるClassAAアンプの回路です。… 続きを読む
イヤホン・ヘッドホン311月2022ClassAAヘッドホンアンプを作る。その3、オフセット対策このひとつ前の記事でオフセット対策をしたのですが、シミュレーションしてみると、オフセットのキャンセルが今一つ上手くいっていないようで、ほんの僅かではありますが出力がオフセットされています。一度は出力側にカップリングコンデンサを設けて、オフセットをキャンセルしようかとも考えましたが、音質的にはあまり好… 続きを読む
イヤホン・ヘッドホン301月2022ClassAAヘッドホンアンプを作る。その2昨日LTspiceを使ってシミュレーションを重ねていたClassAAヘッドホンアンプですが、昨日の検証で漏れが見つかりました。これは本当に盲点だったのですが、オペアンプの入力オフセットをすっかり見逃していたんです。というか、入力オフセットの影響が意外と大きいことに気づきました。 オペアンプのデータシ… 続きを読む