日: 2016年3月10日

『苦役列車』 読書

『苦役列車』

映画化されたからという訳ではないのですが、西村賢太氏の『苦役列車』を読んでみました。恐らく主人公の北町貫太という名前は作者自身の名前から容易に連想できることから、作者自身の事を下敷きとして書かれた小説であることは容易に想像できます。 主人公の北町貫太は父親が起こした犯罪が切っ掛けとなり、住み慣れた場…
『天才』 読書

『天才』

『天才』という題名に惹かれて読んでみました。これまで恥ずかしながら石原慎太郎氏の著作は読んだことがありませんでした。『太陽の季節』も映画では見たことがあるものの、原作は読んでいません。普段の石原氏の言動から何となく難しい言い回しの多い難解な作品かと想像していたのですが、『天才』は実に痛快で余韻もある…
堀江貴文著『本音で生きる』 読書

堀江貴文著『本音で生きる』

堀江貴文氏の『本音で生きる』という本を読んでみました。ホリエモンこと堀江氏はとにかく話題に事欠かない人で、史上最年少で株式上場を果たし、数々の企業買収でその業容を拡大し、テレビ局買収に動き、プロ野球球団買収も画策しました。このような行動を世間は無謀と評し、一時は犯罪者として収監されました。しかし、普…