電子工作62月2025ClassAAヘッドホンアンプのPCBを作るClassAAヘッドホンアンプのPCBを作ります。先日、古いClassAAヘッドホンアンプの性能測定を行いました。その結果、音の好き嫌いは別として、常用域ではいい感じでした。しかし、作った当時は、ユニバーサル基板を使っていました。専用基板ではありませんので、配線の取り回しは洗練されていません。さらに… 続きを読む
電子工作291月2025昔作ったClassAAヘッドホンアンプの性能測定昔作ったClassAAヘッドホンアンプの性能測定をしてみました。そもそもClassAAアンプとは、1980年代にテクニクスのオーディオアンプに採用されていた回路です。そんなClassAA回路を真似て、ヘッドホンアンプを作ったことがありました。当時は、オシロスコープやファンクションジェネレータを持って… 続きを読む
電子工作261月2025すごいヘッドホンアンプができました:セミカレミラすごいヘッドホンアンプができました。設計まで済ませておいた、セミカレミラ・ブレークスルーを組み立てました。LTSpiceでのシミュレーションで確認したとおり、位相余裕も利得余裕も十分確保できています。したがって、安定性の高いアンプになりそうな予感はしていました。また、オープンループ利得も、シミュレー… 続きを読む
電子工作191月2025LTSpiceの奇数次高調波対策(備忘録)LTSpiceの奇数次高調波に悩まされていました。これは、LTSpiceの特性かと思っていました。しかし、漸く原因が分かりました。 ここに、奇数次高調波の原因と、対策について備忘録として残しておきます。 LTSpiceの奇数次高調波 LTSpiceで、アンプのひずみを見るため、FFTを表示させると奇… 続きを読む
電子工作161月2025セミカレミラ・ブレークスルー(設計編)セミカレミラ・ブレークスルーに挑戦します。以前制作した、セミカレミラ・ヘッドホンアンプは、十分な性能でした。また、音質も満足いく出来でした。しかし、安定性の面で懸念事項もありました。今回は、安定性の向上と、わずかですが性能アップも行います。 セミカレミラ・ブレークスルーの目的 以前制作した、セミカレ… 続きを読む
電子工作11月2025信念を曲げて作ったヘッドホンアンプ:フルカレミラ挫折信念を曲げて作ったヘッドホンアンプです。結論から申し上げるなら、これは失敗でした。これまで、信号経路にコンデンサを入れない設計を心がけてきました。しかし、フルカレミラ・ヘッドホンアンプでは、発振を抑えるためのコンデンサは不可欠です。仕方なく、信号経路にコンデンサを入れた設計にしました。今回は。前回設… 続きを読む
電子工作2012月2024フルカレミラ・リカバリ 設計・手直し・PCB設計フルカレミラ・リカバリを行います。先日作ったフルカレミラ・ヘッドホンアンプは完ぺきではありませんでした。実用的な領域では、問題はありませんでした。しかし、出力振幅が一定以上になると、出力信号に乱れが生じました。今回は、この問題を解決します。 フルカレミラ・リカバリのポイント 前回作った、フルカレミラ… 続きを読む
電子工作912月2024フルカレミラ・ヘッドホンアンプ 組み立て編フルカレミラ・ヘッドホンアンプを組み立てます。設計とPCBの発注まで済ませておいた、フルカレミラ・ヘッドホンアンプを組み立てます。しかし、このアンプには、懸念事項もあります。それは、発振です。 シミュレーション上は、出力クリップ時に発振が見られました。しかし、クリップしなければ発振は起きないという結… 続きを読む
ガジェット112月2024FNIRSIの2C53TFNIRSIの2C53Tを購入しました。これは、オシロスコープとマルチメーター、ファンクションジェネレーターが一体となったものです。独身の日セールで、11,000円程で購入しました。似たような測定器は持っていました。しかし、この2C53Tのオシロスコープは2チャンネル入力です。また、ファンクションジ… 続きを読む
電子工作2511月2024フルカレミラ・ヘッドホンアンプに挑戦(設計編)フルカレミラ・ヘッドホンアンプに挑戦します。前回は、二つある差動増幅回路のうち、二段目だけをカレントミラー負荷にしていました。いわゆる、セミカレミラでした。しかし、今回は、全ての差動増幅回路を、カレントミラー負荷にした、フルカレミラに挑戦します。 フルカレミラ・ヘッドホンアンプは難易度高めです カレ… 続きを読む