読書

金もかからず、なんだかチョットだけ良い自分になったような気にさせてくれること、それが読書ではないかと思います。

駅前旅館 読書

駅前旅館

東京映画の「喜劇 駅前旅館」の底本となった井伏鱒二氏原作の「駅前旅館」を読んでいます。つい最近電子書籍版が発売されましたので早速入手しました。映画の駅前旅館は、私の最も好きな映画です。映画を観てから原作を読んでいるのですが、映画とは少し違った良さがあります。映画の方は、日本映画黄金期に作られた豪華絢…
ヘビィ・ゲージ 読書

ヘビィ・ゲージ

やっぱこの人天才です。人物描写がハンパないです。そして、余韻もね。この『ヘビィ・ゲージ』という本、短編集なのですが、本のタイトルからして『ナッシング・バット・ザ・ブルース』がメインであるのは明白なのですが、結末の余韻がたまらないですなあ。相変わらず、花村氏の本は、結末の余韻がたまらんです。 花村氏の…
本物です 読書

本物です

本屋の店頭でバカ売れしていたのでついつい買ってしまいました。、正直期待はしていなかったのですが、これが面白い。 著者である堀江貴文氏というと、どうもマイナスのイメージしかなかったのですが、本書では実にピュアな考え方の持ち主である堀江氏の側面が書かれています。やはり、逮捕に当たっては堀江氏の元を離れて…
『優しくって少し ばか』 読書

『優しくって少し ばか』

以前から、シンクロニシティーというものはあるものだなあと感じていました。その昔ほんの少しのあいだはまっていた原田宗典氏の『優しくって少し ばか』が電子書籍になっているのを見つけてさっそく買ってみました。 何の気なしに原田宗典という名前をググってみたら、大麻所持で逮捕されたというニュースに行き当たりま…
『東京原発』 読書

『東京原発』

2004年公開の映画『東京原発』をレンタルしてみました。 東京都知事が東京に原発を誘致しようと発言し、関係者が原発誘致に関して議論を進める。議論を進めるうちに都知事の本当の意図が見えてくる。結果として都知事は原発誘致を公表する。という筋書きです。 この映画に描かれた都知事のように用意周到に、そして自…
『ハダカの美奈子』面白かった 読書

『ハダカの美奈子』面白かった

『ハダカの美奈子』の電子書籍版が出ましたので興味本位で買ってしまいました。 一言でいえば面白かった。最後の方にある子供たちへの手紙は泣かせますね。どこまでが事実で、どこまでが脚色なのかわかりませんが、そんなことを気にせずに、純粋に読み物としてよくできています。おそらく、著者にたいするインタビューを元…
電子書籍版は・・・たぶん出ないでしょう 読書

電子書籍版は・・・たぶん出ないでしょう

村上春樹氏の新作が発売されました。一部の書店では長蛇の列ができたとか。通信販売のAmazonでも予約だけで一万部。報道によれば初日で10万部の増刷を決めたとか。 電子書籍派の私としては、電子書籍版を待ちたいところですが、村上春樹氏の小説で電子化されているのは、私の知る範囲では1Q84の英語版だけです…
『清須会議』読了 読書

『清須会議』読了

電子ブックkobo用に購入した初めてのコンテンツ、『清須会議』をやっと読み終わりました。電子書籍は、その昔palm pilot用のコンテンツを購入し読んだことがありますが、その当時と比較してずいぶんと電子書籍の質も向上しました。何より電子書籍の良いところは、重さが無いことです。 (さらに&helli…
電子書籍 読書

電子書籍

楽天のkoboには随分と酷い目にあいましたが、交換してもらってからは結構ちゃんと使えています。電池の持ちは、電源を入れっぱなしで大体二週間くらいです。途中WiFiも使ったりしましたので、公称の一ヶ月よりは随分と短いですが、こんなもんでしょう。 (さらに…)…
『八日目の蝉』 読書

『八日目の蝉』

『八日目の蝉』という映画をDVDで観ました。原作が良いのでしょう、実に複雑な感情を見ているものに与える映画です。そもそもは、誘拐された赤ん坊を誘拐犯が育てるという内容なのですが、当然のことながら物心つかないうちに誘拐されましたので、何の疑いもなく誘拐犯を母親として慕い、幸せな日々を送るわけです。 (…