電子工作2511月2024フルカレミラ・ヘッドホンアンプに挑戦(設計編)フルカレミラ・ヘッドホンアンプに挑戦します。前回は、二つある差動増幅回路のうち、二段目だけをカレントミラー負荷にしていました。いわゆる、セミカレミラでした。しかし、今回は、全ての差動増幅回路を、カレントミラー負荷にした、フルカレミラに挑戦します。 フルカレミラ・ヘッドホンアンプは難易度高めです カレ… 続きを読む
電子工作1211月202447という数字が浮かびました:セミカレミラ修正47という数字が浮かびました。 先日作った、セミカレミラ・ヘッドホンアンプは発振が起きて、失敗となりました。気分転換にオシロスコープキットキットを組み立てていたら、47という数字が浮かんできました。そこで、セミカレミラ・ヘッドホンアンプに47を取り入れて設計し直してみました。 47という数字は実績の… 続きを読む
電子工作2610月2024キレたヘッドホンアンプを作りましたキレたヘッドホンアンプを作りました。ここ最近は、スルーレート重視のヘッドホンアンプを作ってきました。しかし、高スルーレート化により、出力信号のオフセットが大きくなりました。そこで、増大するオフセットを抑え込むために、負帰還量を多くしました。しかし、大きすぎる負帰還信号が、非反転入力に回り込み、発振が… 続きを読む
電子工作1810月2024一旦落ち着こう-キレたヘッドホンアンプを計画一旦落ち着こうと思います。ここ最近は、スルーレートを重視のヘッドホンアンプを作っていました。しかし、実際に組み立ててみると、多くのケースで、シミュレーションと異なる挙動となりました。特に、ボリューム位置で発生する発振については、完全に盲点でした。今回は、一旦落ち着いて、実用的なヘッドホンアンプを作り… 続きを読む
電子工作710月2024失敗からのリカバリー:失敗ヘッドホンアンプを改造失敗からのリカバリーをします。前回作成したヘッドホンアンプは、スルーレートを向上するという目的は果たせました。そして、性能試験の結果も、優秀でした。しかし、一定の条件が揃うと発振するという問題を抱えていました。今回は、発振を抑えるための改造を行います。そして、実用に供することのできるようにします。 … 続きを読む
電子工作610月2024攻めすぎて失敗-インピーダンスを下げ過ぎたヘッドホンアンプ攻めすぎて失敗しました。スルーレートを上げるために、差動増幅回路の低インピーダンス化を図ってきました。しかし、今回は失敗でした。なぜ失敗したのか、その原因と、対処方法を備忘録として残しておきます。 前回の反省点 前回制作したヘッドホンアンプでは、差動増幅回路のインピーダンスを下げ、スルーレートの向上… 続きを読む
電子工作68月2024低ノイズトランジスタでヘッドホンアンプを作る低ノイズトランジスタでヘッドホンアンプを作ってみました。これまで、BC547とBC557というトランジスタを好んで使っていました。このトランジスタは安価で、入手性も良好です。このトランジスタの低ノイズ版として、BC550とBC560があります。今回は、この低ノイズトランジスタを使って、ヘッドホンアン… 続きを読む
電子工作47月2024ギチギチ高密度実装ヘッドホンアンプギチギチ高密度実装のヘッドホンアンプを作りました。これまで、呆れるほど沢山のヘッドホンアンプをつくりました。そして、そろそろやることもなくなってきた。そこで、キワモノのヘッドホンアンプを作りました。キワモノと言っても、回路構成は差動二段増幅です。目新しさはありません。今回は、部品の実装方法を変えただ… 続きを読む
電子工作36月2024失敗です – ヘッドホンアンプ動作不良失敗です。前回組み立てたヘッドホンアンプは失敗でした。しかし、テスト用信号を使用しての、性能試験は良好でした。ところが、実際に音楽ソースにつないで鳴らすと、違和感のある音が出てきました。この違和感の原因を探り、修正を行います。 失敗の原因を探る 違和感の原因は何なのか、先ずはシミュレーターを使って、… 続きを読む
電子工作192月2024カレントミラー負荷差動増幅回路は入力段に不適当?カレントミラー負荷差動増幅回路を入力段に使用したヘッドホンアンプを前回制作しました。しかし、前回の製作記事にも書きましたが、問題がありました。それは、一段目の差動増幅回路をカレントミラー負荷にすると、非反転出力が得られないことです。前回は、反転増幅を二回繰り返して無理やり非反転出力を得ていました。今… 続きを読む