オペアンプ

ヘッドホンアンプの電圧を吟味する 電子工作

ヘッドホンアンプの電圧を吟味する

試作二号機まで作成したClassAAヘッドホンアンプですが、前回から使用するオペアンプの吟味をしていました。その結果、電圧増幅アンプのキャラクタが全体を支配するという傾向を掴むことができました。オペアンプの違いによるアンプのキャラクターの変化というのは確かにあるのですが、その差は僅かなもので、ブライ…
ClassAAヘッドホンアンプ試作2号 イヤホン・ヘッドホン

ClassAAヘッドホンアンプ試作2号

classaaヘッドホンアンプ2号機完成 前回作成した実態配線図に従って、classaaヘッドホンアンプ2号機を作りました。今回も、ユニバーサル基板上にClassAAヘッドホンアンプを組んでみました。さて、試作1号は、実態配線図を作らずに、現物合わせで作りました。このため、組みあがり後のチェックで配…
ClassAAヘッドホンアンプ実態配線図 イヤホン・ヘッドホン

ClassAAヘッドホンアンプ実態配線図

ClassAAヘッドホンアンプの試作1号の問題点の洗い出しを行っていました。不足していた増幅度を上げるため、負帰還抵抗を大きくし、入力に直列して配置していた4.7kΩの抵抗も省略することにしました。LTSpiceでシミュレーションした結果、増幅度を上げたため、ノイズも増えてしまいましたが、それでもノ…
再びClassAA回路に変更 イヤホン・ヘッドホン

再びClassAA回路に変更

制作しているヘッドホンアンプですが、ブレッドボードで仮組して動作確認をしましたが、ノイズを拾い易い欠点がありました。これを解決するために、回路全体の低インピーダンス化を行いました。併せて、実際の運用を想定して過大入力や電源オンの状態での入力のON/OFF切り替えなどをテストしました。その結果、過大入…
47式アンプ(改)無負荷対策 イヤホン・ヘッドホン

47式アンプ(改)無負荷対策

前回の検討で最終的な回路定数は決まりかと思っていたのですが、無負荷時の挙動のシミュレーションが抜けていました。無負荷で使用することはあり得ないとは思いますが一応シミュレーションしてみました。 接続するイヤホンに見立てた22Ωの抵抗を外してシミュレーションしたところ、発振してしまうことが分かりました。…
47式アンプ(改)の見直し イヤホン・ヘッドホン

47式アンプ(改)の見直し

ぼちぼちヘッドホンアンプの部品が揃い始めましたので、最終的な回路定数を煮詰める作業を行うことにしました。ClassAAアンプよりも47式アンプ(改)の方がひずみとノイズの面で優位というシミュレーション結果が出ましたので、一旦ClassAAアンプは捨てて47式アンプ(改)を更に改良したいと思います。 …
ヘッドホンアンプ(47アンプ)3台目 イヤホン・ヘッドホン

ヘッドホンアンプ(47アンプ)3台目

ヘッドホンアンプ、3台めを組み立ててみました。前回組み立てたヘッドホンアンプと同じく、二回路入りオペアンプを二個使用した47アンプと呼ばれているものです。組み立てキットを購入したのですが、不幸なことに部品が一つ足りずに完成させることができませんでした。欠けていた部品を手配したのですが、年末年始を挟ん…
誕生からもうすぐ半世紀のオペアンプ、4558を使ってみる チープなAV機器

誕生からもうすぐ半世紀のオペアンプ、4558を使ってみる

1963年にフェアチャイルド社から半導体IC型のオペアンプμA702が世に送り出され、その改良版 μA741が世に出たのは1968年でした。元々開発製造を行っていたフェアチャイルド社は存在していませんが、μA741は世紀が代わった現在でも別の作り手によって製造されていて、入手も可能です。 そして、μ…
47アンプ、再び。今度は4580でドライブします。 チープなAV機器

47アンプ、再び。今度は4580でドライブします。

47アンプをもう一つ作りました。以前の反省点も踏まえて作ってみました。前回作った47アンプも今回の47アンプもオペアンプNE5532が付属しましたが、今回は手持ちのNJM4580で組んでみることにします。わざわざオペアンプを取り換える目的は二つあります。一つは、付属のNE5532が偽物だという理由で…
過酷な条件での使用です チープなAV機器

過酷な条件での使用です

Chu Moyアンプとか47アンプと呼ばれるアンプは、オペアンプそのものをヘッドフォンアンプとして使用します。オペアンプは演算増幅器と呼ばれるほど正確に入力を増幅し、出力から取り出すことができます。オペアンプには沢山の種類がありますが、チップの形状や1つのチップに内蔵されているアンプの数が同一であれ…