mixiでは、宣伝などの商業行為は禁止されています。しかし、これはある意味一方的な押し付けで、実際mixiにログインするとあちこちに宣伝はあるし、時としてログイン画面そのものが一面広告になっていたりします。と言うことで、mixi自体が広告をバンバン出して、稼いでいるにもかかわらず、店子であるユーザには商業行為を禁止しているのです。そのくせ、企業の公式コミュニティーがあったりと、ポリシー自体に危うさを感じたりするのです。しかもシステム自体に欠陥とは言わないまでも、素人目に見ても危うい部分があったりします。挙句の果ては、紹介が無いと入れないと言うmixiの最も特徴的な部分を取り去ってしまったりと、ビジネスモデル自体に揺らぎを感じます。

そんな、危うさを感じるmixiですが、集客効果は結構高いです。実際に私のサイト（全く個人の趣味で作っているもので、商業的価値はありません。）へのアクセスのうち、mixiからのアクセスがどのくらいあるのか調査してみました。

私のサイトでは、今週16日から昨日18日の3日間で1116のセッションがありました。このセッションと言う考え方が少し難しいのですが、簡単に説明すると、サイトにアクセスして、サイト内をうろうろして、サイトから離脱するまでを1セッションと数えます。従って、ほぼ純粋な来訪者数と考えられます。

実際1116セッションのうち、26セッションがmixiから誘導されたセッションです。パーセンテージにして2.3%です。2.3%というと少なく感じられるかもしれませんが、実はYahoo!から誘導されたセッションよりも多いのです。

私のサイトはgoogle Appsを利用して作られていますし、Yahoo!のカテゴリ登録もされていませんので、Yahoo!からのアクセスが少ないのは仕方の無いことですが、それでもYahoo!よりも多くのアクセスがmixiからもたらされている事実は、mixiの集客効果の高さを物語っているように思います。と言うことで、mixiにバレない様に商業利用をすると結構な集客効果が見込まれるはずです。