「忍者めし」だって

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「忍者めし」という名のお菓子を発見しました。ハードグミというから、グミの硬いやつなんでしょうね。グミ自体がゼリーの硬いやつですから、ゼリーを硬くして、更に硬くしたものなんでしょうか。

そういえば狂牛病騒ぎのときに、ゼリーの原料として牛が使われているか否かの問いに、某食品メーカーの答えが「現在はブタを使用していますので安心してください」でした。この答えって米国風なんですよね。日本だったら、過去に牛を使っていたのでどうしよう・・・「えーい黙っておこう」とか「もみ消しましょう」ということになります。つまり日本では過去に行った事に対して責任を問います。ところが米国ではどのような対応をとったかを重視します。

この辺りの思想の違いって実はすごく重大で、日本が過去検証型であるに対して米国は未来改善型なんです。過去を振り返りながら進む日本と、常に未来に目を向け続ける米国、この違いが産業構造に見事に表れていると思いませんか。ただ、二者択一で優劣を付けることはできないのです。なぜなら、両方バランス良くを採ることが必須だからです。過去を検証しつつ未来を見据える事を忘れてはならないのです。