醜いこだわり
2011年3月5日
2021年12月15日
スーパーに行くと醜い人がいます。それは、少しでも新しいものを買おうと陳列棚の後ろの方から商品を引っ張り出している人です。
本当にきちんと食材のことを知っている人ならばこんなことは絶対にしないでしょう。たとえば玉子です。ゆで卵を作るとき、本当に玉子のことを良く知っていて、おいしくて美しいゆで卵を作るのであれば採卵から一週間以上経過した玉子を使うことを知っています。それから、小麦を使った製品に日持ちが良くなるように添加されている酢酸系の添加物は、数日経過することで揮発します。それから、焼きたてのカステラを売る店が無いのも、焼きたてより数時間経過したものの方がおいしいからです。
汚らしくべたべたと弄りかき回すよりも、調度頃合の良い食品を買うべきだと思います。普通のスーパーであれば、販売に適していないほど劣化した商品は置いていないはずですから。