そなえよつねに

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ここ東京では、東北関東大震災による直接の被害は幸いにして少なく、ライフラインの停止には至っておりません。ただし、食料品と生活雑貨の品薄状態は現在でも続いています。それでも、昨日あたりからは、コンビニエンスストアの商品も大分戻ってきまして、普段の5~6割程度の商品が並んでいる感じです。一時期は全く姿を消してしまった、パンや惣菜の類を中心に商品は戻ってきています。

乾電池についても、購入数の制限は設けられているものの、商品は戻ってきています。こんな時、やはり思うのは普段からの備えです。とある団体の規範は「そなえよつねに」です。いつ、なん時であっても行動できるように備えるのです。最近は流通の発達で、当面の金銭さえあれば、あとは何とかなるという社会情勢でしたから、家に備えるよりも都度鮮度の高いものを購入するというライフスタイルが浸透していました。

この度のような災害のことを考えると、暮らしぶりを少しだけ昔に戻す事を考えても良いかもしれません。昔は米櫃というものがあって、そこにはしばらく食べられる分量の米が保存されていましたし、漬物の類も各家庭にそれなりの分量あったものです。味噌や醤油にしても然り。

米と漬物と調味料があればしばらく食いつなぐのには困らないでしょう。こんな風に、暮らしぶりを少しだけ昔に戻せばより災害に強い体制が作れるのではないかと思います。