復興担当相あっという間の辞任

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復興担当大臣が辞意を固めたそうです。確かに、物言いの部分で大きな問題は感じました。しかし、一つ一つの言動の真意を探っていくと、決して間違ってはいないのです。

「民主嫌い、公明も嫌い」は政党横断で復興をやり遂げたいという気持ちの表れだと思います。「知恵を出さないものには何もしない」というのも当たり前です。県の努力がまだまだ足りないということなのでしょう。それは、仮設住宅の建築の遅れもそうですし、義捐金の分配に関してもしかりです。国は立法、県が行政という立場をわきまえれば真っ当な意見です。水産特区に関して「コンセンサスを取れ」も当たり前のことです。トップダウンでお仕着せの復興策では回らないから、ボトムアップで意見を纏めた上で国に陳情するのが筋でしょう。

確かに口の利き方は良くないが、真っ当な意見なのですよ。

寧ろ村井宮城県知事の記者会見での言動が大人気ない事のほうが気に掛かりました。「真摯に受け止めて・・・」とでも言っておけば良いのですよ。

まあ、口の利き方に配慮できない人間は大臣として不適格というならば、それも真っ当な意見ではあります。