報道の危険性
2011年10月7日
2021年12月15日
小沢一郎氏の裁判が始まりました。政治資金規制法違反の疑いがあるとか。
テレビの報道を見ていると、土地購入代金四億円がとこから出たものかが争点らしいです。
小沢氏が強い口調で裁判そのものに対して不満を表し、肝心のお金の話になると一切明らかにしようとはせず、質問した記者を恫喝する始末です。そして、夜になって緊急入院となれば、誰が見ても黒と思い込んでしまいます。これが報道の怖いところです。実際二度にわたって嫌疑不十分となっている事件です。疚しいところは一切無いのかも知れません。しかし、件の報道を見る限り黒に見えてしまうのです。テレビの報道は明らかに小沢氏が黒であることを前提に編集し放映しています。
実際、こんなことを書いている私自身、小沢氏は黒であると信じているのですが、その根拠を問われるときちんとした説明は出来ないのです。既に私は報道に洗脳されてしまっているのです。これこそが報道の怖いところです。真実は手の届くところにしかありません。とこから飛んでくるのか解らない電波が真実であるか否かを確かめる術は無いのです。