ヤマハのバイクがリコールです

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ヤマハのバイクで、ブレーキ操作が出来なくなったり、アクセルが戻らなくなる恐れがあるとか。原因はブレーキやアクセルを作動させるワイヤー部分に水が入り込み、凍結するからとか。考えただけでも恐ろしいものです。
ただ、幸いなのは自動車に関しては不具合情報が公開され、メーカーが対策を取るということがルール化されており、違反した場合には刑事罰を含めた罰則があるというところでしょう。その一方で、現在話題になることも多い原子力発電所に関しては、その不具合が公表されることも無く、対策を怠ったことに対する罰則もありません。先の原発事故も、ルールの整備が不十分であった為に起きた可能性も指摘されるべきでしょう。
さて、今東電は政府や金融機関に対して融資を打診しているとか。一部では東電の解体や解散をすべきとの暴論も出ていますが、既に債務超過となっている東電が破産処理されたら賠償金の支払いが出来なくなり、代わりに雀の涙程の配当金しか支払われなくなることを忘れてはいけません。JALのように株主や債権者が諦めるだけでは済まないのですから。
しかし、その一方で既に中国は準備を整えつつあると報道されている海外からの賠償請求は重い負担となります。海外からの賠償だけを考えれば、早々に東電を整理すべきなのでしょう。今後どのような舵取りがされるのか、注目です。