消費税やら所得税やら、色々と増税されるようです。国家財政はそれこそ火の車で、ギリシャ危機も他人事ではない状態の様です。
そんな中で、年収1500万円以上の人の税負担を大きくするという案が出されています。それで無くとも高い税率を更に高くするというのです。確かに、所得の多い人は可処分所得の割合が大きく、高い税負担にも耐えられるということなのでしょう。しかし、高額所得者とそうでない人は生活の質も仕事の質も違っていて、高コストの生活を維持する為に人並み以上の仕事をしている人が殆どです。そんな勤勉な方々に更なる税負担を強いるのですから、もっと恩恵があっても良いでしょう。例えば商店街の福引で一回余計に抽選できるとか、投票の通知が金色の封筒で届くとか、金色の投票箱に投票できるとか、投票所に専用のソファーが置いてあるとか、郵便の消印が金色になるとか、税金を家まで取りに来てくれるとか、パスポートが金色になるとか、空港の税関では赤じゅうたんを敷いたレーンを使えるとか・・・。そのくらいの恩恵はあげても良いように思います。何の見返りも与えずにただむしりとるだけでは、やらずボッタクリと言われてしまいます。
そうやって、くすぐって、おだてて、持ち上げておいて取るものはしっかり取る。それがサービスの基本だと思いますよ。
えーと、柄にも無くまじめなことを書きますが、別に税率を変えなくても予定納税の制度を廃止するだけで随分と税収は増えるはずですよ。しかも、予定納税の廃止ならば、高額所得者にしか影響は出ませんからね。