小型車の登録台数が激減している一方で、軽自動車が大躍進の様です。省エネとかエコとか騒がれていますが、結局のところ最も省エネなのは持たないこと、そして使わないことです。そして、その結果が自動車登録台数の変化に表れているのでしょう。つまり、賢明な諸氏は気づいてしまったわけですね。そもそも持たなければ省エネもエコも関係ないですし、訳のわからない税金を払わなくて済むことに。そして、どうしても必要な人は、必要最低限の物を手にしたわけです。それが軽自動車だったわけですね。
世界経済は急速に収縮しています。こんな時代ですが、全ての物が等しく売れなくなる訳ではありません。生活に密着したものは変わらず売れ続けるでしょうし、消費者のマインドをガッチリと掴んだ商品は売り上げを伸ばすでしょう。その一つのキーワードがエコなのでしょう。エコ商品とエコでない商品が大差ない値段で並んでいたら、間違いなくエコ商品を選ぶでしょう。自動車と同じく売り上げを下げている雑誌や新聞もエコを付けたら如何でしょうか。「エコ朝日新聞」とか「エコ週間ポスト」とか・・・。いっその事ページ数を半分にしたら如何でしょうね。いや、やっぱり新聞を買わないのが最大のエコなのでしょうか。