東電必死だな

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三月に起きた原発事故で、一号炉の非常用復水器を電源喪失後一時間以内に稼動させていれば、核燃料の溶融は発生しなかったという調査結果が出ました。情報の信憑性は定かではありませんが、この非常用復水器は、原子炉停止と同時に自動的に稼動していたらしいのです。稼動していたものを手動で止めたという報道もあります。
ということは、オペレーションミスの可能性もあるわけですね。電力無しに二~三日の間、原子炉を冷却できる最後の砦であった非常用復水器を止めてしまった責任は極めて重大です。
東電は、電源が失われ、真っ暗な中で高い放射線の中で非常用復水器につながるバルブを開くのは困難だったという見解を示していますが、本当でしょうか。少なくとも、電源喪失後一時間の間は炉心の損傷は無かったと想像すれば、放射線が強かったという主張は嘘ということになります。
電源喪失で真っ暗だったという主張ですが、これは本当なのでしょう。しかし、バッテリーで動作する非常用照明はあったのではないでしょうか。そして、乾電池で作動する懐中電灯くらいは有ったのではないでしょうか。
東電の主張は責任回避のための言い訳にしか聞こえません。