携帯電話の普及には目覚ましいものがあります。多くの人が無線通信手段を持ち、緊急時や災害時でも使えるように備えておくのは素晴らしいことなのでしょう。しかし、これだけ普及してくると、マナーの悪さが目に付きます。
電車の優先席付近では携帯電話の電源を切ることが求められているのですが、お構い無しに使う人が殆どです。食事をしながら携帯電話を使ってみたり、人ごみで他人にぶつかりながら携帯電話の画面を凝視したり、禁止されているにもかかわらず自動車の運転中に携帯電話を使う人もいます。寧ろ、最近ではこのような輩が増えているようにすら感じます。
そんなに携帯電話が大切なのでしょうか。私は、あまりのメールの多さと、一向に減らない迷惑メール、そして迷惑電話の多さに辟易とし、携帯電話のネット接続を解約し、積極的に迷惑電話対策を行ってきました。その結果、当たり前ですが、迷惑メールはゼロに、迷惑電話は月に一件程度までへりました。そして、沢山のくつろげる時間を手に入れました。
わざわざお金を払って携帯電話で自分を縛り、休息の時間を削るのがなんとも滑稽に思えてきます。そのメール、そのゲーム、その電話、本当に今必要ですか？　そして、つぶやきはこっそりと行うものです。沢山のフォローを集めてもフォローをしても、それはあなたの人間的価値とは無関係なのです。