薀蓄を垂れる

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先月の米国出張のときに、非常に美味いカリフルニアワインをご馳走してもらいました。そもそもワインなんて柄でもないので、これまで殆どノータッチだったのですが、チョッと刺激されてしまいました。最近は良くしたもので、年間数百本しか作られていない希少なものでも、通販で簡単に買う事ができます。ワインというものは、本当に面白いです。私のような素人は、長く放置すればするほど美味くなって、値段も高くなると思い込んでいたのですが、それが間違いである事がわかりましたし、フランスのワインの銘柄は、生産者の名前と原料となるぶどうの取れた場所を表している事、フランスではブドウ畑にも名前が付いているという事、畑に格付けがされている事等、知れば知るほど面白くなります。

色々知ると、その知識をひけらかしたくなるものです。その気持ちが最近になって良くわかるようになってしまいました。しかし、立場を変えれば、興味が無い事についてウジウジ講釈されることほど面白くない事はありません。私の周りにも昔そんな人がいて鬱陶しく思ったものです。そんな薀蓄野郎を撃退するにはこの一言です。「それで?」 この一言で殆どの薀蓄野郎を黙らせる事ができます。 「それで?」と言われないように気をつけないとね。