久しぶりに琵琶湖を見ました
2012年3月6日
2021年12月15日
本日は訳有って日帰りで琵琶湖の畔の大津に行ってきました。私が小学生の頃までは、福井県に遠縁の者がいたこともあって、夏休みには家族で福井県の鯖江まで毎年のように行っていました。当時は北陸道が開通していなかったため、東名高速で栗東まで行き、そこから滋賀、福井と随分と遠回りして行ったものです。そんな旅の途中、一泊か時には二泊、琵琶湖の白浜にあるキャンプ場でテントを張って過ごしたものです。もう何十年も昔のことですので、記憶はあいまいではありますが、琵琶湖のキャンプ場に付くと、パンツ一丁になって琵琶湖で泳いだものでした。そして夕方には近くで調達した食材で鉄板焼きを作って夕食にし、日が暮れたら花火をすることが毎年の恒例行事でした。
そして、テントに入って寝るわけですが、一年に一度しか使わないテントはカビ臭く、風通しも悪く随分と寝苦しかった事を覚えています。そのくせ夜露が降りる時分になるとすっかり蒸し暑さも収まり、気がつくと昼近くまで寝ていたものです。
今考えれば随分とローコストな家族旅行であった訳ですが、今になって当時を振り返ればこの上なくたおやかで懐かしい時間に思えてなりません。琵琶湖の水面を眺めながら、そんな昔の光景を思い出していました。