DD-WRTは魔法のツールではない

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我が家の無線KAN環境刷新の一環で、無線LANルータの入れ替えを行っています。その一番の理由が、現在使用している無線LANルータの動作不良です。大体は調子よく動いてくれるのですが、忘れた頃に動作を停止してしまうのです。電源を外して再度電源を入れると、嘘のように調子よく動き出します。ネットで検索すると、それなりに評判の悪い無線LANルータのようです。随分とお安く買ったので、きっぱりと廃棄処分し、新しい無線LANルータを購入しました。このルータ、純正のファームウェアからDD-WRTというLinuxベースのフリーのファームウェアに入れ替える事ができます。入れ替え自体は非常に簡単に終わったのですが、結構困ったのが設定です。DD-WRTというファームウェアは汎用に作ってあるためでしょうか、そのルータに合わない部分があったり、設定したチャンネルと違ったチャンネルで電波を出してしまったり、WDSが特定の機種との組み合わせで動かなかったりと、結構なダメっぷりです。確かにCRONを使って、定期的に何か作業をさせたり、電波の干渉状況を調べてくれたり、周波数をチョッと変更してみたり、尊信出力を細かく設定できたり、機能は豊富ではあります。しかし、数万円の「高級ルータ並みの機能」というとおっしゃっている方がいますが、どうでしょうねえ。そこまで素晴らしいものではないというのが私の見解です。