無線LANはやっぱり難しい
2012年4月11日
2012年4月16日
高機能な無線LANルータになると、かなり色々と設定できます。最近では結構当たり前ですが、複数のSSIDを持つなんていうことも出来ます。どんな時に使うかと言えば、PC向けにセキュリティーを強化した認証方式であるWPA2と、ゲーム機や古い機器向けにセキュリティー強度の劣るWEPを混在させる場合につかえます。そして、とびっきり高機能な無線LANルータになると、複数の電波形式の電波を同時に出す事ができます。普通は、b+g+nの電波を出して、どんな装置でも接続できるようにするのですが,例えばnとgを同時に送信できるものがあります。これがすごく曲者で、携帯型の機器であれば普通に接続できるのですが、私の持っているネットブックですと、接続が出来ないのです。そこで、混在をやめ、全てのSSIDをg+nに統一すると、何の問題も無く接続できるのです。
その他、ビーコン間隔の調整ができたりWISPという、WiFiを使ったISPサービス仕組みが有ったりします。
これらの機能は殆ど使用しないし、普通は使用する必要が無いわけです。無線LANはそれなりに使ってきましたが、今でも難しさを感じています。我が家の無線LAN整備計画も、そろそろ終盤で、来月中には終わりそうです。今回の整備では、これまで有ったダークスポットの解消と、安定性の向上です。これまで使ってきた無線LANは特に夏場は突然停止が度々発生していましたし、電波の届く範囲も随分と狭いものでした。お役御免となったルータを分解してみたのですが、内蔵されたアンテナは小さく、発熱の多いデバイスに放熱対策が取られていないなど、かなりお粗末なものでした。もともと評判は悪く、安いだけがとりえでしたので、しかたの無い事なのかも知れません。