春になりますと、企業の新人研修の一環なんでしょうか、街で突然「名刺交換をさせてください」と声を掛けられます。申し訳ないのですが、このような申し出は全てお断りしています。そもそも名刺と言うのは仕事上のお付き合いをする上で自分の事を相手に知ってもらう必然性が有るから行うのであり、いきなり交換させてくださいと言われて、「ハイそうですか」と応じる性格のものではありません。名刺については、仕事の場では仕事用の、仕事の場を一歩でも離れたら仕事用の名刺は一切使わない事にしています。それでは困ることもあるので、プライベート用の名刺も常に用意しています。プライベート用の名刺については、以前は住所から携帯電話番号まで全て記載していたのですが、色々と嫌な事もあったので、記載する情報をどんどんと削り、一番新しい名刺では氏名とメールアドレスだけを記載しています。日曜の朝に見ず知らずの人から掛かってくる電話ほど不愉快なものはありませんからね。メールなら適当に無視できますから。
この名前とメールアドレスしか書かれていない名刺を差し出すと、ほぼ間違いなく「電話番号は？」「とか「携帯のアドレスは？」と聞かれます。「あいにく携帯のメールはありません」というとほぼ100%怪訝な顔をされます。しかし、実際のところiモードもs!も解約していますので携帯のメールは使えません。そして、携帯電話も電話帳登録をしていない人からの着信は受けない設定としていますので、電話番号を教えたところで掛かってくる事はありません。
そもそも、携帯でメールをやる事が常識であるかのような考えは捨てて欲しいと思いますね。