石原さんが買い物をするみたいです

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アメリカ訪問中の石原東京都知事が、個人所有になっている尖閣諸島の島を東京都で買い受ける計画がある旨を発表しました。領土問題で取り沙汰されている尖閣諸島の一部の島が個人の所有物であると言うのも驚きですが、それを直接の関係の無い東京都が買い取ると言うのも驚きです。恐らく、石原都知事特有のお騒がせ発言で、実際に東京都が尖閣諸島の一部の島を買い取る事は無いと思います。しかし、この発言は考えの浅い大部分の国民には歓迎される事でしょう。
確かに、面白くは有りますし、人気集めにはすごく良い手法ではありますが、恐らく台湾や中国は大反発するでしょうし、世界の警察の立場であるアメリカは静観をする事でしょう。
そもそも、尖閣諸島は現在では住民はいません。それは、人の住む環境ではなく、さしたる利益を得る事が出来ない土地である為に放置されている、言い換えれば価値の無い場所で有ったわけです。今更文句を言ったところで、「じゃあ何で今まで放置しておいたんだ」
と言われてしまえば一切の反論は出来ないわけです。同じように領土問題に絡む島根県の竹島に至っては、日本は放置をした挙句、その間に韓国は灯台を設け、軍事基地を建設し、住民もいるわけです。ただ一人の住民も住まわす事も無く、ただ荒れるに任せていた島を、今更我々の領土ですと言っ他ところで説得力は全く無いわけです。北方領土についても同じです。
そんなに大切な島なら、きちんと開発し、人を住まわせなければ主権を主張する資格は無いと思います。
なんでもそうですが、大事なものは絶対に放置してはいけません。放置したものの権利を主張するのはある意味卑怯です。