人間ではないそうです

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ソフトバンクの孫社長が、完全ペーパーレス宣言をしたそうです。そして、紙を使う者は人間ではないとまで言ったそうです。そもそも、ITの推進によって、紙の利用は減るはずでしたが、実施には逆の効果となっているそうです。現在、日本の紙消費量を国民一人当たりに直すと、A4サイズの紙に換算して年間五万枚ほどだそうです。恐らく、新聞紙や折込広告等も入っての数字ですので、随分と大袈裟な印象を受けますが、実際のところそんなものなのでしょう。この数字にトイレットペーパーや建築資材としての紙が含まれるかどうかは判りませんが、沢山の紙を使っているという実態には変わりは無いのでしょう。
ソフトバンクでは、既に社員全員にiPhoneとiPadを配布済みで、十分な下準備は終わっています。これはソフトバンクだからできることであって、他の企業がこれを真似しようとしたら、多額の投資が発生することは忘れてはならないでしょう。
ただ、ペーパーレスという思想は立派です。良くぞやったと思います。人によって捕らえ方は様々ですが、私個人としては新聞紙ほど醜いものは無いと思っています。
さて、オフィスでの紙の使用量の増加は、簡単に印刷できてしまう事も要因の一つでしょう。簡単に高速に印刷できてしまうから紙の利用はうなぎのぼりなのでしょう。印刷がもう少し手間のかかる作業であったら少しだけ事情は異なるのでしょう。