電池の持ち

Spread the love

随分前からアンドロイド端末を使用しています。一時は品質面の問題もあり、遠ざかっていた時期もありましたが、最近の製品は品質面の不安もなく、便利に使っています。そんなタブレット端末ですが、最近の製品は随分と電池の持ちが良くなりました。最初に買ったアンドロイド端末は電池の持ちが非常に悪く、フル充電から一時間程でローバッテリーの警告が出ていましたが、最近購入したものは、動画の再生で四時間程、電子ブックの利用ですと六時間程は使えます。容量の大きな電池を積んでいる事も一因なのでしょう。しかし、稼働時間を延ばすためのアプリケーションを入手し、使用していると判るのですが、どうやら最近のタブレットPCは、かなりフレキシブルにCPUのクロック周波数を変化させているようなのです。手持ちのタブレットですと、最少のクロック周波数は60MHzで最大が1200MHzです。つまり、高い処理能力が必要なときにはCPUクロックを上げ、処理能力をあまり必要としない場面ではCPUクロックをグッと下げて低消費電力化を図っているようです。
その昔使っていたpalm OSベースのPDAでも、ソフトウェアでCPUクロックを変化させる事が出来たのを覚えています。そもそもPDAで少々CPUクロックを変化させたところで、恩恵は殆どありませんでしたけどね。
昔は、PCを少しでも早く動かそうとして、オーバークロックなんていうこともやりましたが、最近ではメーカー側で、クロックアップの余地を明示しています。通常は規定のCPUクロックで使用し、特に高い処理能力が必要で、なおかつCPUの温度上昇が一定の範囲内であればオーバークロックが許されています。
タブレットやPC省電力化の肝は、如何にCPUを休ませるかに賭かっているようです。