クラッシャー・バンバン・ビガロは

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橋下大阪市長主導で市職員の入れ墨について調査が行われ、その結果110名の市職員が入れ墨を行っていたようです。この結果を受けて、入れ墨をしている職員の辞職勧告とも取れる記者会見を行っておりました。賛否は様々ですが、個人的には橋下氏の採る施策は当を得ていて気持ちよいです。ただ、残念なのはクラッシャー・バンバン・ビガロは大阪市の職員になれないと言う事です。そもそも、クラッシャー・バンバン・ビガロは故人でもありますので大阪市の職員になることはないのですけどね。
ただ、世の中では単純に入れ墨とか刺青と表現されていますが、少なくとも”イレズミ”という呼称は正しくないのだそうです。現在見られるのは”ホリモノ”と呼ぶべきだそうです。と言いますのも、入れ墨は古く罪人が犯した罪の印として腕にぐるりと帯状に入れられたものだそうです。罪を犯すたびに入れ墨は増えていくわけで、当時、入れ墨は非常に恥ずかしいものだったそうで、これを隠すために”ホリモノ”が入れられるようになったという説もあるようです。
一方、現代社会で刺青はどんどん阻害されている途上のようです。例えば、昔は銭湯に行くと、かなりの確立でクリカラモンモンを見かけたものですが、現在は本当に少なくなりました。カプセルホテル、サウナ、温泉宿はその筋の経営でない店舗は全て刺青の人お断りになっています。
タトゥーと名を変えたものもありますが、何れにせよ普通の人が普通に利用できる施設を利用できなくなるわけで、わざわざする価値は無いと思います。そもそもは、過ちを起こした事の戒めの印であったわけですから。