レバ刺禁止

Spread the love

7月から、生の牛レバーを提供する事が禁止されるそうです。昨年起きたユッケでの食中毒事故の後、肉の生食に関して随分と厳しくなってしまいました。一説によると、ある程度病原体があっても、耐性があれば問題ないそうです。そういえば、お亡くなりになった方も耐性の弱いお年寄りやお子さんが中心だったように記憶します。
刺身なんか食べなくても他に美味しいものは沢山あるわけで、わざわざ危険を犯してまで食べるものでもないので、危ない食材を禁止するのは大いに賛成ではあります。
食中毒を起こす典型的な食材としては河豚がありますが、実は毒をもった河豚と言うのはそれ程多くないそうです。河豚の一種のカワハギなんていうのは毒はありませんし、猛毒を持つと言われているトラフグも、個体によっては毒をもたないものもあるそうです。河豚に関しては安全な調理法が確立していますので、全く心配は無いのですが、それでも河豚より美味くて安全な魚は山ほどいるわけで、わざわざ高い金を払って食べるほどではないと思ってします。
そんな、ちょっと斜に構えた見方をすると、そもそも刺身と言うのは料理なのか?という疑問を持ちます。簡単に言えば、ただ切っただけで、何の味付けも無いわけですからね。それから、焼肉という食べ物も随分と野蛮な食べ物に思えてきます。死んだ牛を切り刻んで食べるわけですからね。ここ数年焼肉屋に行っていないのも、最近牛丼屋に行っていないのも、そんないろいろが頭をよぎって、どうも食欲が減退するからなんですね。