本日、東京スカイツリーが開業しました。小さなトラブルはあったものの、概ね順調な滑り出しであったようです。天候は生憎の雨で、折角の眺望もいまひとつだった事でしょう。ただ、雨に煙る景色もまた良しではないでしょうか。
ハイキング程度の山歩きでは、晴れの日より、寧ろ小雨が降る天候の方が山の木々の緑と、白い霧のコントラストが良く、しかも日差しが柔らかになるということで歓迎する人もいるようです。
数年前、新潟県の妙高に行ったのですが、そのときも生憎の雨で、窓からの景色は一面の霧でした。そんなぼんやりとした景色を見ながら、これもありと思いました。
さて、開業初日が雨の東京スカイツリーですが、その先輩である東京タワーも開業初日は雨だったそうです。確かリリーフランキー氏の著書『東京タワー』では、東京タワーが解体される運命である旨の記述がありましたが、その後方針の転換があったのでしょう、東京タワーもしっかりとこれから先利用されるそうです。と言うことで、東京の「トゲ」が減る事はなさそうです。