ドストエフスキーとニーチェ

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その昔、哲学の授業で教科書に指定されていたので『ドストエフスキーとニーチェ』という本でした今となっては、全く内容は覚えていませんが、哲学の成績はかなり良かったので、その当時はそれなりに理解をしていたのでしょう。以前、哲学書がちょっとしたブームになったことがあります。当時のベストセラーとしては『ソフィーの世界』という本がありました。学校の授業で学んだ哲学と、『ソフィーの世界』でわかりやすく解かれている哲学の世界とは随分かけ離れた印象を当時はもったものです。ただ、一致しているのは、ニヒルに落ち着くというところでしょうか。個人的には哲学という学問自体大嫌いです。そんなものを学ぶ暇が有るのなら、この混沌とした世界に出て、悪あがきをするほうが何倍もましだと思うのですが。

まあ、一時はかっこつけてニーチェに嵌った時期もありますが、結局は何の糧にもならないのが哲学では無いかと。掃除をしていたら古い本が顔を出しまして、今となってはページを開くのもいやな本の背表紙を見ながらそんなことをおもっていました。