いよいよ今週末（というか来週頭）に衆院選が行われます。すでに自民党圧勝、場合によっては単独過半数という予想がされていますが、恐らく予想通りになることでしょう。 そんな衆院選を前に、新聞やテレビ番組では各党の党首がその主張を繰り返しています。しかし、危険なのは政策に対して○×に結論を集約してしまっていることです。政策というのは○×で表せるはずのものではありません。大切なのは政策決定に至るプロセスと根底にある理念です。現在の政治の失敗は結果だけを追い求めたためにプロセスとしての調査や根回しが後回しになった結果、公約違反のオンパレードになってしまったことに今一度立ち返って反省しなければならないでしょう。 だから、○×での報道はやめにして、政策を訴えるべき場を増やすべきなのです。そもそも政策を理解しようとせずに結果だけを求める者は投票する資格も投票される資格も無いのですから。