今週末に世界は終焉するそうです

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古代マヤ暦は西暦2012年12月21日で終わっているそうです。どうやら、マヤ暦が終わると共に世界は終焉を迎えるとのことです。

いつの世も終末論というのは後を絶たず湧き上がってきます。記憶に新しいところではノストラダムスの大予言がありました。結局このような終末論が出ては消える現状を鑑みると、行き着くところ人間というのはこの手の終末論が好きなのでしょう。そして、一部の行き過ぎた者のデマゴギーに踊らされた者が色々と困ったことになってしまうという図式は過去も現在も変わっていませんし、将来も変わることはありません。

ただ、このような終末論に根拠があるにせよ無いにせよ、それに惑わされることは精神衛生上もよろしくないはずです。私のモットーは、「明日の事は今日憂いてはいけない」です。たとえ明日天変地異が起きようが、それに抗う手だてはないのですから。先の大震災だって、結局は抗いようもなく多くの尊い人命が奪われてしまいました。これを是とすることは被災者の方々にとっては身を切られる思いがそこにあるのかもしれませんが、これは事実なのです。明日の事を今日憂いても何も変わらず、明日には明日が現在になり現実になる、ただそれだけなのです。件のマヤ暦が神の意志によって作られたとして、何故神が特定の期日を以て無作為に人々に災いを降らせようとするのでしょうか。神の存在に答えを求めれば、終末論こそが神の存在とは対極にある邪悪な思考に他ならないことに誰でも気付くはずです。