寒かったので断念

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本日は、朝から温泉三昧です。とはいっても、10時までにはチェックアウトしなければなりません。当初の予定では、羽生から秩父線で行田市まで足を延ばして、『のぼうの城』の舞台になった忍城でも見物しようかと予定していたのですが、思いの外寒いので断念しました。そういえば、『のぼうの城』と同じく忍城の水攻めを題材とした『水の城いまだ落城せず』を読み始めました。『のぼうの城』よりも脚色が少なくより史実に忠実なのではないかと想像させます。しかし、史実といっても、当時の都から遠く離れた忍城の事ですから、正確に記された文書といっても『成田記』がほぼ唯一の記録ですから、どちらの本も大部分が創作と言ってよいのでしょう。ただ、石田治部少輔光成(忍城の水攻めの時はすでに官位を受けていたので治部少輔ですね)を総大将とする二万を超える豊臣方の軍勢にも落城しなかったのは事実のようで、また、忍城の水攻めに関しては現在でも石田堤が残っていうことから事実のようです。実のところなぜ石田堤が決壊したのかで、忍城を巡る話の筋は随分と異なってくるようです。