京都→パンチョ→ダンディー

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今日はいつもより少しだけ早起きをしました。そして向かった先は・・・。

先ずは京都です。といっても新幹線に乗って京都に行ったわけではなくって、東京国立博物館で開催されている京都展を観に行ったわけです。土日であっても普段はあまり混み合うことのない東京国立博物館ですが、特別展開催となりますと、結構な人出です。数年前のダヴィンチ展ほどではありませんが、開門前から行列ができていました。

展示内容は、洛中洛外図屏風、京都御所と二条城の障壁画が中心の展示で、洛中洛外図屏風に関してはやはりその緻密さで舟木本にかなうものはなさそうです。一方障壁画に関しては、古事・賢人が多く扱われ、抑制の効いた御所の障壁画に対し、権力を誇示する為に狩野派の絵師が筆を振るった荘厳且つ大胆な二条城の障壁画は好対照を示していました。

屏風絵は主に徳川家の象徴である二条城と豊臣家を象徴する方広寺が対称を成し、障壁画では、政の中心となった徳川家の隆盛を示す二条城のそれと、大政を譲った天皇家の象徴である御所のそれが非常に良い対照をなしていました。題材も展示も実に良く考え抜かれ、近年例を見ないほどよくできた展示でした。ただ、特に舟木本は正直大勢が足を運ぶ展覧会での展示にはふさわしく無く、寧ろ図録の上で細部を鑑賞した方が良いかもしれません。

さて、そんな展覧会場を後にして、昼食を摂りにパンチョに向かいました。昼近い時刻でしたので、すでに店内は満席で、幸い私はすんなりと入れたのですが、そのあとは入店待ちの列ができいました。いつもの通りナポリタン大を注文したのですが、なぜかいつものようには食が進まず、完食までは思いの外時間を要してしまいました。

昼食の後は風呂です。パンチョから歩いて数分の場所にあるダンディーというサウナです。ここはカプセルホテルも併設されていますし、広大な仮眠室もありますので宿泊も可能です。店の前の看板には総収容600名と書かれています。恐らく仮眠スペースなども合わせての収容人数だと思います。カプセル自体は250~300程度でしょう。フロントのキーラックを見ると、空っぽのスペースがありますので、改装等で収容人数は減らしているかも知れません。それにしても、このビルに男ばかり何百人もいるのかと思うとぞっとしますね。