モーターレンチ
2014年2月25日
2021年12月15日
訳あってモーターレンチを購入しました。モーターレンチというのは、自在スパナの一種で、四角形や六角形のボルトやナットを締め付けるための工具です。自在スパナというとモンキーレンチとかモンキースパナというものが多く使われているようですが、モーターレンチというのはモンキーレンチの先祖のような工具で、同程度の長さのモンキーレンチに比べて、口径の大きなナットを回せるために、主に配管周りの締め付けに使われているようです。
さて、なぜモーターレンチと呼ばれているのは良くわからないのですが、古くはイギリスと呼ばれていたこともあるようです。なぜそう呼ぶのか解らないものは結構多くて、測定器の一種であるノギスも良くわからないですね。それから、直角を出すために使うスコヤ、これは英語のスクウェアが訛ったものと言われています。
工作機械に至っては、旋盤が面白くて、日本では旋盤(せんばん)ですが、英語圏に行きますとレース(lathe)と呼ばれます。まあ、ここまではよろしいのですが、旋盤にも数多くの種類がありまして、その中でも汎用的な普通旋盤を英語圏ではエンジンレースと呼びます。なぜ、エンジンなのか、それは謎です。