深追いはやめましょう

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中華タブレットの調子が悪いです。ハードリセットをした直後は良いのですが、一旦電源を切るとWiFiにつながらなくなってしまうのです。その他の機能は問題ないのですが、ネットにつながらないというのは致命的です。お値段もかなり安いものですので、ここは思い切って廃棄処分ということにしました。これまでは、結構悪あがきをして、あちらこちらと手を入れて直したこともあるのですが、結局時間の無駄という事も有り、ここ最近は調子が悪くなったらすぐ捨てるということが多くなりました。

どうせ捨ててしまうものですから、捨てる前に中をのぞいてみようと思い、分解してみました。主要部品は一番の大物の液晶パネル、次に大きいのがバッテリーです。電子回路が集められている基盤はかなり小さく、バッテリーの半分以下のサイズしかありません。最近の情報機器というのは随分と進歩したものです。これというのも、SOCのおかげなのでしょう、SOCはCPU,電源コントローラ,GDC等を一つのチップに纏め上げたもので、僅かな外付け部品で情報機器が完成するわけです。SOCは中国メーカーが盛んに開発・製造をしています。今回廃棄することになったタブレットにもAllwinner社の製造するA13というSOCが使われてました。

SOCといえば、昔Basic Stampという商品が販売されていて、CPU、メモリ、I/Oを搭載し、若干の種変装置を小さな基板に纏め、更にBasicというプログラミング言語のインタプリタも搭載していて、これ一個でBasicのプログラムが走るという触れ込みの製品があって、一瞬食指が伸びそうになったのですが、結局値段が高いのでやめてしまいました。Basic Stampにもいろいろとバージョンがあったのですが、高いものになると8000円くらいはしたと記憶しています。今回捨てることになったタブレットの購入価格は5000円程ですから、如何に中華タブレットが安いかが解りますね。