犯罪にネットを使っちゃダメですよ
2014年5月20日
2021年12月15日
遠隔操作ウィルスをばら撒いて、脅迫メールやら何やらを出していた片山さんが「やっぱり自分がやった」と弁護士に話し、再拘留されるとか。それにしてもお粗末ですね。「犯罪者はバカだ」という言葉が有りますが、まさしくその通りです。最初は愉快犯的な思いや自分の能力を世間に知らしめたいという欲求に駆られて犯罪を犯したのだと思います。しかも、最初のうちは犯罪であるという認識すらなかったのだと思います。ことのほか話が大きくなって、一番驚いているのは犯人そのひとだと思います。
そもそもウィルスの入ったファイルをダウンロードして、犯人に仕立て上げられた者にも若干の責任は有るのですが、日本の法律では、たとえ鍵を掛けずにドアが開け放たれた家に侵入したとしても家宅侵入罪が適用されるように、誤認逮捕された人には法的な責任は全くないわけです。
しかし、そもそも件の片山さんという人は余程のバカだと思います。保釈中の人間に監視が付くのは当たり前で、それを知らずに携帯電話を地面に埋めても、恐らくその瞬間に掘り起こされているはずで、タイマーでメールが送られたというのも、実は泳がされているだけなのに何故気が付かないんでしょう。
そもそもインターネットの世界も現実世界も実はそれほどの違いは無くって、何かをすれば必ずどこかに証拠は残るものなのです。目の前に人や物がないからと言って、匿名である、あるいは悪い事し放題とは考えてはいけません。