5月が終わるので・・・

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本日で5月が終わります。本日は東京国立博物館に行ってまいりました。6月に入りますと、法隆寺宝物館が整備の為暫くの間閉館されます。ということで、本日は法隆寺宝物館を中心に鑑てまいりました。法隆寺は廃仏毀釈の時勢から寺を守る為に、寺そのものを皇室に献上しました。後に献上されたものの一部が国に下賜され、そのうち約300点が国立博物館の収蔵物となりました。法隆寺宝物館には大変貴重な文化財が多く収蔵されており、文化財保護の為に古くは良く晴れた水曜日にしか開館されていませんでした。後に、法隆寺宝物館は近代的な建物に生まれ変わり、常時開館されるようになりました。それでも文化財保護の為、照明は特に暗く保たれています。また、エントランス部分の容積を大きく取ることで、出入りによる気候変化をエントランスで吸収するように工夫されています。

法隆寺宝物館で特に貴重な展示物は柄付き香炉で、法隆寺に伝わる柄付き香炉が日本では最古のものです。そして、ペルシャ様式の竜首水瓶は、仏教伝来の道筋を現代に伝えるものです。そして、圧巻は金銅仏です。これらの多くは6~8世紀の作で、つい先日まで同じく東京国立博物館で展示されていたキトラ古墳遺跡の壁画と同時代の作です。優に千年を超えて立ち続けた仏の立ち並ぶ姿は荘厳です。