古い肉が混ざっていたようです

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名門食肉加工業者であるOSIグループの中国法人が使用期限切れの原料肉を製品に混ぜていたとの報道がされました。名門企業がこの有様ですから、他はもっとひどいのでしょう。

一部には加熱して使用するのでバクテリアによる健康被害は無いという意見もありますが、これは大きな誤りです。コレステロールやタンパクで出来上がっているバクテリア自体は確かに加熱することで死滅するのですが、バクテリアの作り出した毒素は無機物ですので熱では分解できません。今の所健康被害は起きていないようですが、毒素の中には一度体内に取り込まれると排出されずに蓄積されるものもありますので要注意です。

大量生産される食品に関しては、今は中国がやり玉に上がっていますが、日本でも残飯から肉を作っていたミートホープなんていう会社もありましたし、そもそもスーパーなんかで売っているサイコロステーキなんていうのはくず肉を集めて固めたものですからね。恐らく世界中どこでも同じような事は起きているのでしょう。