中国製スマホは日本で使えるか?

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dg300海外旅行時に使用する目的で中国製のスマホを購入してみました。DooGeeというメーカーが製造していたDG300という機種です。購入時の価格はus$74で、5インチの液晶、5メガピクセルのアウトカメラと2メガピクセルのインカメラが搭載されています。

このスマホも中国携帯の最大の特徴であるデュアルSIM機ですので、2枚のSIMを入れて、同時2回線待ち受けもできます。素晴らしい。一昨年くらいまでは、中国製携帯の大部分はGSM専用でしたので、W-CDMAが主流の日本では使用できませんでした。しかし、昨今はW-CDMAが大分普及してきたようで、W-CDMA搭載のスマホを良く見かけるようになってきました。中にはW-CDMA2100というそのものズバリ日本の携帯電話の周波数帯を使用できるスマホも少なくありません。

日本での形式認定を受けておりませんので正式には日本で使用することはご法度なのですが、偶々中国製携帯電話を持った外国人旅行者が日本に来たという体で、先ずはソフトバンクのSIMを入れて使ってみました。当たり前ですが、普通に使えます。日本円で8000円弱でスマホが買える訳ですから、お得感はハンパないです。表向きは日本では使えないのが玉に傷ですが、通話は普通にできますし、ショートメールもしっかり使えます。ただし、所謂絵文字が全然だめです。それから、ネットワークサービス類、例えば留守番電話、着信転送サービス等が使えません。これらのサービスは直接裏番号にダイヤルすればOKですので、少々手間ですが全く使えないという訳ではありません。

OSはandroid4.2.2でWiFiはもちろん搭載していますので、インターネット端末としても普通に使えますし、当たり前ですがblurtoothやGPSも搭載しています。もちろんSIMロックも掛かっていませんのでsoftbankとdocomoのSIMを同時に入れて2キャリア同時待ち受けなんていう芸当もできますね。

諸般事情でお勧めはしませんが、中国スマホは日本でもそれなりに使えます。