電話をIP化する話

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pap2t最近IP電話の利便性と経済性に気づいてしまってから、家の固定電話いらないんじゃないかという思いを持つに至りました。使用するIP電話業者にもよりますが、例えば私が使用しているとある業者ですと、一般固定電話への発信は1分あたり1.9円、契約から3ヶ月は無料です。これ無茶安です。諸般事情で、着信は受けられませんので、着信用には例えばフュージョンコミュニケーションズのSMARTalkを使えば月額基本料金無料で電話番号の割り当てがうけられます。

ですから、発信は通話料の安い業者を使って、着信は基本料金の安い業者を使えば月々の電話料金は驚くほど安く抑えられます。もちろん、IP電話の場合、フリーダイヤルやテレドーム、ナビダイヤル、百番通話ができないわけですが、これらはそもそも頻度が低いですし、携帯電話で掛ければ良いわけですよね。FAXも私個人はここ10年以上使っていませんので不自由はなさそうです。

とは言っても、IP電話化するとなると電話機を買い替えないといけないわけで、導入を躊躇していたわけですが、いいものを見つけました。IP電話と普通の電話機の仲立ちをしてくれる装置です。Cisco社のPAP2Tという型番の機械ですが、マニュアルを読んだところ、私の使い方に適合しそうです。その他、ホットライン機能というものが付いていて、これを有効にすると受話器を上げるだけで予め指定した電話番号に電話してくれる機能もついています。という事は、ちょっとしたインターホン代わりにも使える訳ですね。便利。しかもPOE対応していますので、別途電源を引く必要もありません。

早速中国の業者に発注したのですが、送料込でus$22でした。日本国内の業者でも3000円程で販売されていますので、アフターサポートを考えると日本国内で調達した方が良いかも知れません。まあ、いずれにせよ到着次第使ってみることにします。