大塚家具のゴタゴタ

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大塚家具の創業者とその娘がゴタゴタを起こしております。創業者の気持ちも現社長の気持ちも痛いほどわかるから、事の成り行きは気になるところです。

現社長は、ニトリやIKEAのような大量仕入れ大量廉価販売を世のトレンドと判断し、舵切りをしたいようですが、創業者はそれを良く思っていないようです。ただ、素人から見ても大塚家具の華やかな店舗と比較すると、ニトリの店舗はみすぼらしいです。接客の質も雲泥の差です。創業者は、そんなみすぼらしい店にしてほしくないのでしょう。その気持ちは痛いほど解ります。

一方で、ニトリやIKEAの集客力に着目した現社長は、路線変更を画策し、結果として創業者と衝突してしまったのでしょう。

有体に言えば、どちらも正しいのでしょう。みすぼらしい店舗で、粗悪な家具(実施にニトリの家具を使ったことによる人身事故が発生していますし、IKEAも商品の品質に起因する訴訟を抱えています。)を扱うような事はしたくない創業者と、そこそこの品質の家具を廉価で広く販売したい現社長の鬩ぎあいです。恐らく明確な答えを出せる者などいないでしょう。