DKIM認証が始まらない

Spread the love

なりすましメールを防ぐ手段としてDKIMとかSPFがあります。どちらもDNSを利用して、メールが本当に正しいサーバーから送信されたものか否かを検証する仕組みです。

DNSは、簡単に言ってしまえばドメイン名とIPアドレスの紐づけを行う仕組みで、例えばyahoo.co.jpにアクセスする際に、yahoo.co.jpのIPアドレス(インターネットの世界ではIPアドレスがわからないとアクセスできない)を教えてもらうためにDNSサーバーに尋ねるわけです。一台のDNSサーバーへのアクセス集中を避けるために、一度たずねられたDNSサーバーは一定期間たずねられた情報を覚えておくんです。そして二度目三度目にたずねられた場合には、覚えておいた情報を返答するんです。

つまり、誰かが古い情報を覚えている間は新しい情報が伝わらないんです。ということで、DKIMの認証をいじったために現在DKIM認証が使えない状態です。といっても、googleさんの場合には個別ドメインのDKIMが使えない場合にはgoogleさん本体のDKIM認証が使用されるので、不都合はありません。つまり、この状態を放置しても何ら問題はないんですね。この辺がgoogleさん素晴らしいです。