メールは諦めた

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新しく取得したドメインでメールを使おうと思ったのですが諦めました。メールが正しいサーバーから送信されたことを検証する仕組みであるDKIMとSPFが上手く働かず、スパムメールとして扱われてしまいます。原因を探ったところ、DNSが不安定で送信元メールサーバーのIPアドレスを記述したSPFやメール認証用の公開鍵を記載したDKIMをDNSサーバーに置いておくのですが、これが読み取れたり読み取れなかったり不安定なんです。

色々やってみてわかったのですが、不安定になるパターンがあるんです。使用料を払って正規に取得したドメインでは安定的にメール認証が正しく働きます。一方、ホスティング業者から無料で貰ったドメインではDNSの応答が不安定になります。

無料のドメインは所謂サブドメインで、正規のドメインの下に作られた子ドメインです。本来であれば、サブドメインは親ドメインと同じDNSサーバーに同居するものなのですが、これを無理やり分離して、親ドメインはホスティング業者のDNSサーバー内にあって、サブドメインは私が借りているDNSサーバー内にあります。無料のドメインの場合、親ドメインを検索した後、サブドメインを検索するため、親DNSサーバーとサブドメインDNSサーバーの2つのDNSサーバーを検索しなければならないのでDNS問い合わせに時間がかかり、結果としてDNSの応答が遅くて、タイムアウトに引っかかって応答が不安定になると思われます。勿論DNSサーバー自体の性能や負荷状況による応答速度の影響もあると思います。

メールは不安定ですが、Webアクセスは普通にできますので、メールでの使用は諦めます。