スカスカだけど音は良い

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USBのバスパワーで動作するDAコンバーター(DAC)が欲しくて、Aliexpressの独身の日セールで購入しました。一ヵ月以上かかってようやく到着しました。お値段は2500円ほどでした。

小さいのですが、重量感があります。中身はスカスカでしたが、筐体が肉厚の金属製です。
入力はUSB、PCM光、PCM同軸の三系統です。
出力は3.5mmヘッドホンコネクタ、RCAコネクタの二つです。ボリュームと電源スイッチはありません。

入出力はシンプルです。ボリュームや電源スイッチはありませんので、USBケーブルを接続したら即スタンバイ状態になり、ボリューム調整はPC側で行うことになります。中身は非常にシンプルです。お金はかかっていないように見えます。端子類も金メッキはされていませんし、コンデンサも音響用のハイグレードなものは使われていないように見えます。

回路はシンプルで部品点数は少なめです。

気になる主要部品を見ていきたいと思います。まずはUSBインターフェイスチップです。

USB to SPDのコンバータにはC-Media社のCM102Sが使われています。

CM102SというチップでUSBからSPDに変換をしているようです。ということはSPD接続のDACチップが使われているということですね。では、DACチップを見てみましょう。

DACはPHILLIPSのUDA1350ATSです。

DACはPHILLIPSのUDA1350ATSが使用されていました。あまり見たことのないDACチップです。データシートを見たところ、128倍オーバーサンプリングの1BitD/Aコンバータで、SN比は100dB、ひずみ率は0dB出力時に-90dB(≒0.003%)で、凡庸なスペックです。このほかに、AB級のヘッドフォンドライバPAM8901が搭載されていました。このチップ、なかなかの優れもので、出力側にカップリング用のキャパシタが必要ないようです。また、ダンピング抵抗も必要ないようです。部品点数が少ない理由はこの辺にもあるようです。

肝心の音の方は、やっぱり安物でも外付けDACは音がいいです。シンプルな回路から出る、いかにも素直な音が気持ちいいです。お勧めのDACです。